津山市は8日、第29回全日本高校女子サッカー選手権大会で準優勝した作陽高校女子サッカー部に市スポーツ栄誉賞を贈り、快挙をたたえた。同部は2017年度に続いて2回目の受賞。
山北の市役所で表彰式があり、野村雅之校長、池田浩子監督、3年の岡本亜子主将が出席した。谷口圭三市長が表彰状と記念品を手渡し、「コロナ禍の中、明るい話題に市民も元気づけられた。優勝をめざして今後も活動に取り組んでほしい」とあいさつ。岡安謙典市議会議長が祝辞を述べた。
池田監督は「応援してくれる津山市の環境や、みなさんから勇気をもらい、支えられている。ここからの一歩は大変だが、この地域で優勝を持って帰りたい」。日本体育大学に進学する岡本主将は「みなさんが環境を整えてくれたおかげで練習できた。あと一歩で負けたが、3年間の思いをぶつけられて良かった。大学に行っても津山で学んだことを生かして頑張りたい」と語った。
大会は1月に兵庫県で開催。接戦をものにして勝ち進んだ決勝では藤枝順心(静岡)に0―3で敗れ、3年ぶり2回目の準優勝となった。
賞は今回を含めて4回贈られており、いずれも作陽の男子サッカー部と柔道部が受賞している。
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津山市スポーツ栄誉賞を受賞し笑顔の池田監督、岡本主将ら