バレーボールVリーグ女子の倉敷アブレイズの選手らを招いたバレーボール教室が20日、岡山県津山市山北の津山総合体育館で開かれ、地域の小中学生約60人が技術指導を受けた。
V3リーグを優勝し今年からVリーグに参加する倉敷アブレイズの教室は、市バレーボール協会が県体協の「晴れの国トップアスリート派遣事業」などを活用して実施。選手やコーチら24人が訪れた。
ウオームアップに続いてボールを使った基礎練習を行った。選手が手本を示し、鈴木秀生監督が「オーバーパスはしっかり弾くことを意識して」「アンダーパスはボールが回転しないよう膝を使おう」とアドバイス。2人1組になった子どもたちは互いの名前を呼び合ってパスを送り、選手からフォームなどのポイントを教わりながら練習に励んだ。
中学1年の男子は「声の大切さがとてもよく分かった。基本をしっかり学び、今後に生かしたい」と話していた。