加美小学校3年生19人が6日、倉敷市の大原美術館での体験学習を前に、同美術館の職員から成り立ちや展示品について同校(美咲町原田)で楽しく学んだ。
県内全ての小学生が卒業までに美術館に訪れる機会を作る「美術館に行こう!プロジェクト」の第1弾として福武振興財団が企画。同美術館の社会連携課の寺元静香さんを講師に招き、みんなで語り合う対話型授業をした。
大原美術館の歴史や成り立ちをクイズや歌を交えながら学習。カミーユ・ピサロの描いた「りんご採り」をスクリーンで鑑賞しながら、それぞれが感じたことを共有した。
奥野葵さん(9)は「絵一つ一つ特長が違って面白い。実物を見るのが楽しみ」と話していた。
今後、児童は同美術館での校外学習を20日、事後学習を25日に実施する。
本年度は同校と岡山大学教育学部付属小学校の2校がモデル校に選ばれた。
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スクリーンに映る絵画を見て楽しく語り合う児童ら
倉敷市 大原美術館 加美小学校体験学習
- 2022年10月7日
- 教育・保育・学校