津山市老人クラブ連合会(小野恭三会長)の「健康づくり・介護予防研修会」が29日、山北の市総合福祉会館で開かれ、会員約50人が楽しく元気な毎日を送るための知識を身につけた。
日本赤十字社県支部の健康生活支援講習講師・井上美咲子さんが「加齢なる第2幕目の人生、皆で華麗にご一緒しま専科」を演題に話した。
健康で自立して生活できる健康寿命について男性が72・14歳、女性が74・79歳であることを紹介し、「あなたらしく生きるために”健幸寿命”をどんどん延ばしましょう」と前置き。出会う人とのあいさつの際に相手の顔色や口調などをよく観察し、互いに褒め合うことで幸福感などが増し、パワーの源になることなどを説明した。
転倒予防になる両足バランス運動にも挑戦。「いっぱい笑ってわくわくする気持ちや遊び心を持ち続けましょう。これからも脳梗塞や心筋梗塞、窒息など”詰まらない人生”を過ごしてください」と呼びかけ、参加者は最後まで熱心に耳を傾けた。
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健康づくりについて話す井上さん