岡山県津山市山下の千代稲荷神社できょう(2日)、恒例の初午(うま)祭が開かれ、参拝者は商売繁盛や家内安全などを祈願した。
同神社奉賛会や山下1区町内会、崇敬者らが集まり、宮司の石田喜子さんが神事を執り行った。住民の健康や地域の平和などの願いを込めて祝詞を奏上。参拝者が一人ひとり玉ぐしをささげた。
日々ウオーキングに励んでいるという同所の清水憲治さん(69)は「毎日を健康に過ごし、長生きできるよう願った」とにっこり。石田宮司は「稲作と関係の深い初午祭の日に雨が降ることは縁起が良い。天気も楽しみの一つになれば」と話した。
同神社は934(承平4)年に鶴山八幡宮の摂社として建てられたとされ、1683(天和3)年に現在の場所に移築された。祭りは旧暦で立春を過ぎた初午の日に毎年行っている。
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