津山中央病院の「病院の日・看護の日」の催しが15日、岡山県津山市川崎の同病院本館と健康管理センターで開かれ、多くの来院者が測定や相談などを通じて疾病予防、健康維持への認識を深めた。
体験コーナーでは、血圧や骨密度、体脂肪の測定、調剤監査などがあり、外来や通院などで訪れた人たちが気軽に利用した。
フレイル予防、糖尿病・骨粗しょう症予防などのDVD講座、栄養相談、がん相談、口腔ケア用品展示、臓器提供意思表示についての展示、院内学級の作品展示などもあった。このほか、津山消防音楽隊有志の火消し屋ケンちゃんバンド、院内職員のミニコンサートも好評で、訪れた人たちは病院を身近に感じている様子だった。
美作市の60代女性は「とても親切にアドバイスや測定をしてもらい、健康についての意識を高めるきっかけになった。日ごろ気になっている点に注意しながら、日々の実践に移したい」と話していた。
