プロ野球オリックス・バファローズで外野手として活躍した宮﨑祐樹さん(38)が30日、岡山県津山市を訪れ、中学生野球大会(9、10日)に出場する北陵中学校の選手たちに打撃の技術指導を行った。
宮﨑さんと親交のある、北陵チームの監督・岡田成司さん(山北)の声かけで実現。選手19人が参加し、勝部の津山スポーツセンター野球場で実施した。
宮﨑さんは現役時代をほうふつとさせるパンチ力のある打撃を披露し、柵越えを連発。「ボールに向かって入っていく感じで」などと一人ひとりを直接指導し、長打のスイングなどプロの技を“伝授”した。
キャプテンの末定翔希君(3年)は「試合に向け、元プロからの指導はとても刺激になった。自分のクセを指摘してもらい、改善につながるアドバイスをしっかり生かしたい」。
現役時代にオリックスでチームメイトだった髙橋信二さんから打撃を教わり、津山に縁を感じるという宮﨑さんは「子どもたちからうまくなりたいという素直な気持ちが伝わってきた。楽しんで試合に臨み、将来津山からプロ選手が誕生したらうれしい」と話していた。
