誠道小学校(岡山県津山市久米川南)で19日、昔遊びの会が開かれ、1年生18人が地域のお年寄りに教わりながら元気いっぱい楽しんだ。
お年寄り10人が集まり、竹馬や竹とんぼ、お手玉、水鉄砲、羽子板、ゴム跳び、こま回しなどを準備。子どもたちは手本を見たり、コツを聞いたりして挑戦し、歓声を上げた。
竹の水鉄砲では竹筒に水を吸い上げ、棒を押すと勢いよく水が飛び出し、興味津々で体験。たこ揚げではビニールに絵を描くなどして作製し、糸を手にみんなで体育館を走った。
昔遊びの知恵や工夫に触れた子どもたちは「初めてする遊びがたくさんあって楽しかった」「もっとやってみたい」と笑顔を見せていた。
学校運営協議会の水島俊光委員長(74)は「昔ながらの遊び道具が子どもたちの手になじみ、楽しんでもらえてよかった。児童と地域とのつながりもできた」と話していた。
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