津山衆楽ライオンズクラブ(中村豪会長)は17日、同クラブの保健福祉事業に賛同し、ヘアドネーションに取り組んだ広野小5年生の英来葵君(11)に感謝状を贈った。
英君は小学3年の時、地域で開催する子ども歌舞伎に出演することが決まり、髪を伸ばしていたところ、母親から抗がん剤などの影響で頭髪が抜けてしまったがん患者たちが使う医療用ウィッグの材料として活用できることを教わり、役立ててもらおうと決心。約2年間伸ばし続けてきたという。
岡山県津山市東新町の津山鶴山ホテルで贈呈式が行われ、関係者15人が出席。中村会長は「小児がんなど重い病気と闘う子どもたちに勇気と希望と笑顔を贈った。その温かく優しい思いに対して感謝を申し上げる。その気持ちを伸ばしていってほしい」と感謝状を手渡した。英君は「恥ずかしい思いをする時もあったけど、闘病中の人たちに少しでも喜んでもらえるようにと思って頑張った。これからも自分にできることを考えて病気に苦しむ人たちの助けになることをしていけたら良いなと思う」と話していた。
提供した髪の毛は、小児がん・子ども病院の支援や医療用ウィッグの提供といった活動に取り組む団体・つな髪プロジェクト(大阪府)に送られる。
