広野小学校(岡山県津山市田熊)で18日、やよいライオンズクラブによる出前講座が開かれ、5、6年生40人が、薬物乱用の危険性について学びを深めた。
近年若い世代で大麻などの乱用者が増えていることから、同クラブが企画。竹内靖人さん(70)が講師を務め、啓発DVDを見ながら薬物の正しい知識をはじめ、体や精神にもたらす影響などについて話した。
竹内さんは、高い依存性があることや使用をやめた後も幻覚、妄想などの後遺症が続くことを強調し、「誘われてもきっぱりと断り、困った時には誰かに相談してほしい」と呼びかけた。
児童たちは「自分の体や心だけでなく、友だちや家族も傷つけてしまうことだと思った」「薬物を使うとほかの犯罪にもつながることもあると分かって、絶対に使わないようにしようと思う」などと感想を言い合った。
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