津山工業高校(岡山県津山市)で18日、全国高校総合体育大会の弓道女子個人(31~8月3日、鳥取県)に出場する2年・藤井姫華選手と、全国高校合同チームラグビーフットボール大会(1~3日、長野県)に出場する3年・石田竜馬選手、2年・水島煌生選手の壮行式が開かれ、大舞台での健闘を誓った。
藤井選手は48人が出場した県大会(5月)で、4射3中が通過条件の予選を勝ち上がり、5人で迎えた決勝は、外せば終わりの一手競射を1巡目でただ一人的中させて優勝。初の全国大会出場を手にした。
石田選手と水島選手は、単独校でチームを組めない選手で結成した合同チームに所属し、選考会を兼ねた県大会(1月)、中国大会(3月)などで好成績を収め、中国地区代表に選出された。同じ県北勢の津山高専3人を含む23人のチームの一員として臨む。
会議室での壮行式では、オンラインで生徒らが視聴する中、髙林康徳校長が「自信を持って堂々と全国の舞台に挑んでほしい。全校で応援している」と激励した。
「緊張を糧にしながら練習通りに弓を引いて優勝を目指す」と藤井選手。石田選手は「強みの体格を生かしてスクラムやディフェンスを頑張る」、水島選手は「選抜されたプライドを持って思い切ったプレーを見せたい」と決意を述べた。
