少年硬式野球の団体・日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)主催の第55回「日本少年野球春季全国大会」(26~31日)中学生の部に、岡山県代表の岡山北ボーイズの一員として美作地域8選手が出場する。開幕を控え「チームを全国制覇に導く」と闘志を燃やす。
大会は全国45支部の代表チームが関東地方の各スタジアムで試合に挑む。今回出場するのは、2年生の金田蒼空選手、岸本笙選手(以上勝央中)、川上宗祐選手、森山陽斗選手(以上北陵中)、中村奎翔選手(柵原中)、1年生の市原獅音選手(勝央中)、川上碧斗選手、家元琉貴選手(以上北陵中)。
同チームは岡山市御津を拠点に活動。昨年11月の県支部予選の決勝戦では4ー2で相手チームを下し、2年連続、通算3回目となる全国への切符を手に入れた。
21日に8人は津山市の有志が応援しようと作った横断幕を前に先輩たちの思いを引き継いで昨年の雪辱をはらすことを誓った。中村選手は4年前に同じく岡山北ボーイズの一員として同大会で奮闘し、チームをベスト16に導いた兄・飛翔さんの応援を背に頑張るという。
投手の金田選手は「野球はチームワークが重要。自身は速い変化球を武器に勝利へ貢献できるようになりたい」と意気込みを語った。
初戦は27日、神奈川県横浜市の横浜薬大スタジアム(俣野公園野球場)で長野県支部代表・新潟ボーイズと戦う。
