岡山県津山市の津山圏域クリーンセンター・リサイクルプラザで、作州野鳥の会の写真展が開かれている。冬季に見られる渡り鳥や留鳥たちの姿をとらえた力作に来場者が見入っている。1月19日まで。
愛好家でつくる会員10人が県北を中心に撮影した近作36点を自然環境学習ホールに展示した。
鮮やかな羽色が目を引くルリビタキやオシドリ、低空を飛びながら鋭い眼で獲物を探すハイイロチュウヒ、愛らしいベニマシコ、カンムリカイツブリのつがいなど、望遠レンズによる鮮明なカットが並ぶ。
千原一夫会長（71）＝同県美作市＝は「身近な地域で多くの野鳥が観察できることを知っていただくとともに、彼らが生きる自然環境にも目を向けてもらえたら」と話している。午前9時〜午後4時。月曜休館。29日〜1月3日も休館。
同展は会期後、河辺のイオンモール津山（1月20日〜2月4日）、美作市古町の大原公民館（2月19日〜3月25日）を巡回する。
