神社では2021年の幕開けとなった1月1日から、初詣の参拝者が訪れている。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、今年は例年と比べて人出が少ないという。
田町の出雲大社美作分院は、本殿前に密集するのを防ぐため、ロープを張って一方通行を促し、さい銭箱近くには消毒液も設置。参拝者はマスクを着用するなど感染防止策をとっていた。
家族を代表して来たという美咲町原田の会社員・荒田久敏さん(62)は「今では新型コロナウイルスが身近な存在に感じるようになってしまった。高齢の親がいるし、友人と簡単に旅行も行けない。今年収束するのが願い」と話した。
他の神社では、手が触れる鈴緒を外したり、飛沫防止のビニールシートを設置したりしているほか、拝殿に上がる際に人数制限をかけるなどして対策している。
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マスクを着用して初詣に訪れた参拝者=出雲大社美作分院、1日午前0時30分
初詣
- 2021年1月3日
- 祭事・神事・法要