大好きな学校150周年 記念の発表会で児童ら成果披露 歴史振り返り、校歌高らかに/岡山・津山市

教育・保育・学校 校歌を高らかに歌い上げる全校児童
校歌を高らかに歌い上げる全校児童=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市にある喬松小学校で11日、創立150周年記念学習発表会・講演会が開かれ、全校児童39人が感謝とともに歴史を振り返りながら、日ごろの学習の成果を披露した。

 子どもたちが地域や学校について学んだことをまとめた。1、2年生は地元の人たちから教わった昔遊びの技、3、4年生は見守り隊員たちとつくった地域紹介安全マップを発表した。琴演奏や合奏が華を添えた。

 5、6年生の「喬松小学校150年の歩みからわたしたちの未来を考える!」では、創立時と現在の学校生活を比較、卒業生へのインタビューなどから学んだことをスライドにまとめて発表した。最後に全員で校歌を高らかに歌い上げた。

 6年生の原田愛さんは「転校してきたときは戸惑いもあったけれど、いまは皆で一つになれた。大好きな学校になりました」と話していた。

 また、卒業生で、県民俗学会名誉理事長・立石憲利さんが「民話はたのしい!〜喬松小学校出身・立石おじさんのはなし」と題して講演した。

 喬松小学校は1873(明治6)年の創立。87年に岩谷小学校と喬松小学校が合併して尋常喬松小学校となった。1955年に久米町立喬松小学校に改称、59年に現在地に新校舎が落成。2005年に合併により津山市立喬松小学校となった。


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