岡山県津山市保育協議会は26日、民間保育園・こども園の運営安定に関する要望書を市に提出した。
要望内容は▽発達障害児ら個別の支援を必要とする園児をサポートする保育士の拡充▽保育士の確保と新規就労者の増加につながる労働環境の改善▽園と小学校の連携を強め教育の充実を図る―などの4項目。
この日は役員3人と市役所を訪れた小川早苗副会長(高野第二保育園長)が谷口圭三市長に要望書を手渡した後、「子どもたちが健やかに育っていくためには保育士たちの環境も大切。津山市で働いてよかったと思えるように働きかけていただけたならみんなの安心につながる」と話した。
谷口市長は「子育て支援に対するニーズが高くなり、保育関係者らの役割が大きくなってきていると感じている。市としてもできることを見つけて検討していきたい」など答えていた。