豊穣(ほうじょう)の秋を祝う県重要無形民俗文化財の「新野まつり」が3日、岡山県津山市新野山形の神事場で開かれ、4年ぶりとなる勇壮なみこしの練り合いが多くの見物客を沸かせた。
八幡神社を親神様に、二松、天穂日、天満の4社の氏子が計7基のみこしを担ぎ、鳥居前広場に一直線に集結。きらびやかなみこしを男衆が押し合った後、走って神事場へなだれこんだ。威勢よくみこしを揺さぶって祭りのムードは最高潮に。訪れた人たちは迫力と熱気あふれる伝統行事を楽しみ、写真愛好家らが盛んにシャッターを切っていた。
続いて、神事が行われ、小学生による浦安の舞の奉納などが行われた。