伐木チャンピオンによる研修が勝間田高校(勝央町勝間田)で23日あり、グリーン環境科森林類型の3年生5人がチェンソーの技術指導を受けた。
昨年の「日本伐木チャンピオンシップ」伐倒と枝払い競技1位、総合4位の実績を持つ鳥取県東部森林組合の技能員・栗田亮さん(31)=鳥取市=らが「チェーン着脱競技」のポイントから説明。回転刃を工具で外して20秒足らずで入れ替えて見せ、生徒たちも交代でチャレンジした。
続いて「丸太合せ輪切り競技」では、固定した杉材を上下から同位置を目指して切り込み、生徒たちは鮮やかなチェンソーさばきに目を見張った。歩行時はレバーブレーキをかけるなど安全面のアドバイスも受け、それぞれ実践していた。
小坂奎太さん(大吉)は「ちゅうちょなく作業しているのにとても正確で驚いた。フォレスターを目指しているので技術、安全な扱い方を含めて勉強になった」と話した。
同研修は県の「森林の担い手育成事業」の一環で実施。
p
鮮やかなチェンソーさばきに見入る生徒たち
勝間田高校にて、伐木チャンピオンによる研修
- 2020年10月28日
- 教育・保育・学校