津山郷土博物館の「夏の学習プログラム」が3、4の両日、山下の同館で開かれ、子どもたちが古代の飾りである勾玉(まがたま)作りを楽しんだ。
小学生向けに開き、初日は2人が参加。勾玉は3000年ほど前の縄文時代後期からあるアクセサリーの一つで、古くは翡翠(ひすい)で作られるが、弥生時代になると碧玉(へきぎょく)や水晶、ガラスなどで作られたものもある。
この日は材料の滑石(かっせき)を削って作製。まず鉛筆で作りたい形を石の表面に描き、サンドペーパーで削り、形を整えていった。子どもたちは同館職員に教わりながら作業に励み、それぞれの作品を完成。夏休みの思い出を作った。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止し、2年ぶりに開いた。
p
まが玉作りを楽しむ子どもたち