きょう21日は「十五夜」。旧暦の8月15日をさし、古くからの風習で団子やススキを供え、月を愛(め)でる。
中秋の時季は空気が澄み、1年で最も美しい月が眺められるころとされる。ここ数日は晴天が続いており21日未明には、吹屋町の城見橋からも煌々(こうこう)と輝く秀麗な姿が。柔らかな月光が吉井川の川面や常夜灯を照らし、幻想的な雰囲気を漂わせた。
津山城で例年開かれる「観月と邦楽の夕べ」は今年も中止になった。気象台によると21日の県内は「晴れ夕方から曇り」と予報している。
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常夜灯を照らす月=21日未明、岡山県津山市吹屋町で