千代稲荷神社(山下)で6日、恒例の初午(うま)祭が開かれ、参拝者は商売繁盛や家内安全、コロナ禍の収束などを祈願した。
同神社奉賛会・妹尾一義副会長や山下町内会会員ら6人が参加。拝殿では石田博之宮司の代わりに娘の喜子さんが斎主を務め、大幣(ぬさ)を振り、祝詞を奏上した。参加者は頭をさげて祈願し、玉ぐしを捧げた。
妹尾副会長は「まん延防止等重点措置も解除される。景気が良くなり、町に活気が戻るようにと願った」と話した。
同神社は934(承平4)年に鶴山八幡宮の摂社として建てられたとされ、1683(天和3)年に現在の場所に移築された。祭りは旧暦で立春を過ぎた初午の日に毎年行っている。
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玉ぐしを捧げる参拝者
千代稲荷神社 初午(うま)祭