南小学校(昭和町)で26日、「俳句教室」が開かれ、6年生26人が地域の愛好家の指導を受けながら、日本語の奥深さを学んだ。
「綱俳句会」の会員3人が講師を務めた。児童が宿題で作った句について選評を行った。自分の良いと思った句に投票をし、「共感できる内容だ」「美しい風景が想像できる」などと感想を述べた。同会員による解説があり「扱いが難しい言葉や季語を上手に取り入れている」などと評した。
内田翔介君(12)の「花粉飛び最終地点は私の目」が最も多くの票を集めた。内田君は「花粉症への皮肉を込めて、素直な気持ちを詠んだ。みんなに好評でうれしい」と笑顔で話していた。
市では2010年に開催した国民文化祭の文芸祭をきっかけに教室を始め、毎年小学校などで開催している。
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俳句の選評を行う児童ら
南小学校俳句教室
- 2021年3月2日
- 教育・保育・学校