原爆パネル展

総合 原爆の悲惨さを伝えるパネル展
原爆の悲惨さを伝えるパネル展
         

 広島と長崎に米軍が原爆を投下した「原爆の日」(8月6、9日)に合わせ、原爆の悲惨さを伝えるパネル展が山北の市役所1階ロビーで開かれている。6日まで。
 約40点を展示。被弾後はるか上空まで上った原子雲、頭や背中の皮膚がやけどでただれた子ども、がれきと化した民家、学校に通えず野宿をして暮らす孤児の写真などを掲載している。「太陽のような火の玉がふくれあがっていき 大地がゆれました」「川には人間がばたばたと飛び込んでいた」など、回想もつづられる。
 第35回「津山市民平和祭」(同実行委主催)の企画で、コロナ禍を踏まえ、昨年に続いてパネル展のみの実施となった。被ばく2世の木原賢一委員長は「コロナの先を見据え、平和について考え戦争の歴史を正しく認識する場をつくっていきたい」としている。
 原爆は、米軍が76年前の8月6日に広島に、同9日に長崎に投下した。女性や子どもを含め約30万人が犠牲になった。


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