元津山市消防団分団長
下山昌一
下高倉西
「火を消すのが消防団ではない。火を出さないようにするのが使命」がモットー。
1966年、19歳のとき市消防団高倉分団に入団。89年に副分団長、99年から2021年3月まで分団長を務め、55年間にわたり住民の安全・安心のために尽力した。
最も記憶に残っているのは「行方不明者の捜索で、その方が元気な姿で見つかったとき」と振り返る。「遺体で見つかることも多いなか、生きていると本当にうれしい」。
「年齢や仕事など関係なく切磋琢磨できるのが消防団活動の魅力。若い人たちはぜひ、この充実感を味わって」