「地域に頼られる存在。そこにやりがいと誇りを感じていた」
1983年、28歳で加茂町消防団に入団。分団長、津山市消防団副団長を歴任し、2021年に勇退した。
会社勤めで「有休の6割は団活動に使った。理解のある職場だった」と振り返る。1998年の台風10号による水害の際も休みを取り、流された車の捜索にあたった。「妻もどんなときも快く送り出してくれた。おかげで仕事を全うできた」。
「年齢や仕事を超えた仲間の存在が魅力」といい、「住民の安心安全を守る大切な役割を担っている。若い人はぜひ挑戦してほしい」。
元津山市消防団副団長
神田祥男
岡山県津山市加茂町百々
67歳
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