吉井川漁協のアユ釣りが解禁された20日、管内の本支流に待ちわびた太公望たちが繰り出し、早瀬に若アユの銀りんを追った。
梅雨の晴れ間、増水での幕開けとなり、津山市内の本流はにごりも強く厳しいコンディション。加茂川下流部では朝から好ポイントに釣り人が立ち込んだが、友釣りには難しい水況だったため、コロガシ(素掛け)でさおを振った。強い日差しが照りつけるに連れてアユの活性が徐々に上がり、立て続けに良型を掛ける名手も。
昼前の30分ほどで18㌢を頭に9本を仕留めた森岡正美さん(75)=岡山県津山市押入=は「3回もダブルで掛かり、久しぶりにいい手応えを味わった。流れが落ち着いたら友釣りを満喫したい」とにんまり。
友釣りは来月にかけて本格化し、梅雨明けのころが佳境。同漁協管内は7月31日に網入れが解禁される。
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加茂川下流部でアユを狙う釣り人たち=楢の桜橋付近で
吉井川漁協 アユ釣解禁
- 2021年6月21日
- 自然