吉井川漁協(松田安弘組合長)は8日、管内の本支流にウナギの幼魚80㌢、約1600匹を放流した。
もじ(かごわな)の禁漁に合わせて実施し、幼魚は愛知県の養鰻(まん)場で中間育成した平均50㌢、体長30㌢前後のサイズ。本流のほか加茂川、香々美川、広戸川、宮川、横野川、皿川、倭文川、打穴川、本山川、甲和気川に配分した。
このうち横野川は3カ所に分けて組合員がバケツから放ち、ウナギたちは元気に身をくねらせて清流に消えていった。
同漁協では「今年は稚魚が比較的豊漁で、6月に続いて匹数を確保できた。2年後には150?前後の食べごろになる」としている。
同漁協管内のウナギ漁は、もじ(漁期5月1日〜9月末)と夜ぼり(同通年)に遊漁券1等(年券1万1000円)、釣り(漁期通年)とつけ針(同)に2等(年券4400円)が必要。
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横野川にウナギを放つ組合員
吉井川漁業 ウナギ幼魚1600匹放流
- 2021年10月14日
- 自然