岡山県産デニムや型染の生地を使った和装の展示会が奈義町高円のそばカフェ・木楽ギャラリーで開かれ、現代感覚の子ども用甚平や浴衣などが来場者の目を楽しませている。5月2日まで。
半世紀続く和装工場の技術を生かしたオリジナルブランド「YOKIKOTO」を展開する勝央町豊久田の縫夢ingが、春夏物の約200点を出展。
子ども用甚平は、岡山県産ダンガリー生地に「伊勢型紙注染」による渦巻や番傘桜、アジサイといった和柄の生地を斬新に組み合わせたデザインで、涼しげな色合い。大人用のデニムの浴衣は、最高級のセルビッチ生地がシックな風合いを醸す。
このほかデニム生地の「あずま袋」、ティッシュケース、マスク、型染の手ぬぐいといった小物も並ぶ。
岡本新吾社長は「すべてオリジナルで縫製の品質には自信がある。若い世代を含め、伝統のある和装をもっと気軽に着てほしい」と話している。
午前11時〜午後4時。月・火曜日定休。
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オリジナルの子ども用甚平などに見入る来場者。
和装展示会
- 2021年4月20日
- イベント