国分寺保育園と河辺小児童クラブは30日、国分寺の農家の畑でブドウ狩りを行った。大粒のピオーネを手にした子どもたちは歓声を上げていた。
体験を通して収穫の楽しさを知り、農業に興味をもってもらおうと、保育園では毎年取り組んでおり、児童クラブでは今回が初めて。年長組園児ら合わせて81人が体験した。
中村和道さん(41)が所有する約20?のブドウ畑で実施。このうち児童クラブに通う河辺小の57人は、午後2時ごろに中村さんの元を訪れ、「大きな粒で皮の色が黒く濃いのがおいしい」といった説明を聞いた。その後、枝もたわわに実った房をじっくりと見ながら選び、はさみで摘み取ったり、そばにいた大人たちに切り取ってもらったりしていた。
1年生の衣笠あおいさん(7)は「思ったよりも大きくてびっくり。持って帰って家族のみんなと一緒に食べたい」と笑顔で話した。
国分寺保育園と河辺小児童クラブ ブドウ収穫体験