「花まつり」で謎解きも 15周年記念で催し 住職「地域住民集う場に」/岡山・鏡野町

歴史・文化
吉祥寺で開かれた花まつりを楽しむ地域の人たち=岡山県鏡野町で
         

 岡山県鏡野町円宗寺の吉祥寺(山内大梁住職)でこのほど、お釈迦(しゃか)様の誕生を祝う「花まつり」が開かれた。今回は開催から15周年目を記念した催し物があり、訪れた地域住民らが楽しみながらひと時を過ごした。

 同寺総代会が主催。境内には婦人会メンバーらによる軽食の販売のほか、津山高専の謎解きサークルが企画したゲームなどが行われ、子どもたちが歓声を上げながら挑戦していた。また、ステージではかがみの中央こども園の園児によるパフォーマンスが披露され、祭りを盛り上げた。

  このほか、県内在住のイラストレーター・鯨蛸(いさなしょう)さんの絵を添えた当日限定の特別御朱印も注目を集めていた。

  近くに住む兄弟・永田涼大君(7)と弟の航大君(5)は「お寺の中を回ってヒントを探すクイズがおもしろかった。正解してジュースをもらったよ」、「屋台のカレーライスがおいしかった。また、お寺で祭りがあれば絶対に行く」と笑顔で話していた。

  山内住職は「大勢の人に喜んでもらえてありがたい。これからも地域住民たちが集う場所として行事を企画していきたい」と述べた。


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG