岡山県英田郡西粟倉村大茅の「おおがや芝桜公園」で色とりどりのシバザクラが見ごろを迎え、山里を彩る花々が大勢の行楽客らを魅了している。ゴールデンウイーク明けまで楽しめるという。
同園は、住民グループ・大茅地区活性化協議会(井上義徳会長)が県内の高校生や大学生らと協力して2015年から整備。田んぼのあぜや斜面に約1万7500株が植えられ、赤やピンク、紫、白などの花が園内を鮮やかに染めている。
県内外から多くの家族連れらが訪れ、美しい景色を満喫。カメラを手にのんびり散策したり、カフェや展望デッキから眺めたりしている。
友人グループで備前市から来た70代の女性は「たくさんの色のシバザクラがあってとてもきれい。空気もおいしくて癒やされた」と話した。
開園時間は午前9時〜午後5時。カフェでは軽食やスイーツなどを販売。入園は無料だが、維持管理のため1人150円の協力金を募っている。
