地元の子どもたちのために役立ててもらおうと、岡山県津山市内で先月開催された音楽イベント「SAVE The TSUYAMA STREET(セイブザツヤマストリート)2024」の主催実行委員会メンバーは、売上金から約37万円を市内の福祉施設2カ所に贈った。
2021年から毎年継続しており、今回は川崎の障害児入所施設「津山ひかり学園ひかりの風」に30万2901円、二宮の社会福祉法人「津山みのり学園」に7万円を寄付した。
実行委員長の松本史彦さん(42)ら3人が8日、津山ひかり学園ひかりの風を訪問。櫻井裕子所長ら職員と子どもたちから出迎えられ、松本さんは「イベントに関わったみなさんの気持ちが集まったもの。役立てていただきたい」と話し、実行委員会メンバーでラッパーの4PRIDEさんが入所者の一人に目録を手渡した。
施設には現在、小学生から高校生まで13人が在園。うち高校生3人は同イベントのブース販売にも携わったといい、櫻井所長は「地域住民と交流する貴重な機会もいただけて、大変感謝している。大切に使わせていただく」と礼を述べた。
同施設では子どもたちの希望を聞き、トランポリンやハンモックといった遊具などの購入費に充てるという。
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