岡山県津山市は1日、2020年度から新規採用する地域おこし協力隊員2人の委嘱状交付式を津山市山北の市役所で行い、今後の活躍を期した。
新規委嘱されたのは、土山浩司さん(59)と灘岡弘二さん(32)。土山さんは城東まちづくり協議会に所属し、「洋学」をキーワードに新たな街経営の可能性を研究し、空き家を活用するなどして地域活性化を図る。灘岡さんは市観光協会で、滞在型観光への誘客促進や情報発信など、地域内で経済が循環する「稼げる」仕組みづくりに励む。
谷口圭三市長が土山さん、灘岡さんに委嘱状を手渡し、「観光、経済のネットワークを生かしてより高みを目指して地域を盛り上げ、元気にしていただきたい」と激励した。
市はこのほか、2年目であば村運営協議会で景観、風土を生かして体験を主として都市部との交流人口増加へ活動する岩野大輔さん(31)と、3年目で農事組合法人アグリ堀坂で自らも農業に励むとともに、後継者問題など課題解決などに取り組む樫村幸弘さん(48)の2人も継続して委嘱した。
これにより、本年度は協力隊員4人が活動する。
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谷口市長から委嘱状を受ける協力隊員
地域おこし協力隊員2人の委嘱状交付式行われる/岡山・津山市
- 2020年4月2日
- 経済・産業