「津山再発見! 重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)城東・城西まち歩き」(津山市観光協会主催)が11日、城東地区をコースに開かれ、市民ら6人が江戸時代の姿をとどめる町家などを見学した。
津山ボランティアガイドの会のメンバーが出雲街道沿いに案内し、東新町の城東むかし町家(国登録有形文化財)、西新町の箕作阮甫旧宅(国史跡)では屋敷の造りや展示物、商家の外装では袖(そで)壁、鏝(こて)絵といった特徴、意匠についても見聞き。この後、勝間田町の旧苅田家住宅(国重文)、中之町の作州城東屋敷とだんじり展示館なども巡った。
椿高下の会社員・相賀良一さん(48)は「津山に転勤してきて3年になるが、城東をゆっくり見るのは初めて。これほど昔の町並みが保存されているとは思わなかったし、江戸時代の造りや意匠などを詳しく聞けてよかった。今度は城西地区も訪ねてみたい」と話した。
まち歩きは城東・城西、両重伝建の魅力を周知する狙いで昨年から企画し、今月は18日、25日にも予定。5人以上の申し込みがあれば実施し、予約は実施日の1週間前まで。参加費は無料。
申し込み、問い合わせは、市観光協会(●223310)。
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町家の外装について見聞きする参加者
城東・城西まち歩き