城東地区一帯に17日夜、灯蘢約2000個が並び、住民らが幻想的な雰囲気を楽しんだ。城東まちづくり協議会が新型コロナウイルス感染拡大で閉塞感が漂う地域を元気付けようと企画した。
灯蘢は牛乳パックや空き瓶で作り、思い思いにイラストやメッセージを書いた。13町内に置かれ、ろうそくを入れて午後6時ごろに点灯。暗闇に柔らかい光が浮かんでいた。
灯蘢作りは地域おこし協力隊が発案し、住民が8月から取り組んだ。来年以降、大隅神社(上之町)の夏祭りに合わせて計画したいとしている。
同協議会イベント事業部長の高田輝貴さん(48)=東新町=は「コロナ禍の中で家にこもったお年寄りらが出かける機会になった。子どもを含めて多くの世代が交流したのが意義深い」と話した。
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城東地区に並んだ灯蘢=17日、東新町
城東地区一帯、灯蘢約2000個が点灯
- 2020年10月20日
- イベント