城西まちづくり協議会は、レンタサイクルを田町の津山城下町歴史館に導入した。観光客らに重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)を快適に探索してもらう狙いで、試行的に1年間運営して定着を目指す。
愛称は「サイチャリ」。スポーツタイプ3台と女性や子どもも乗りやすい小型2台を15日から配備した。利用時間は午前9時〜午後4時半とし、料金は城西浪漫館(同所)か作州民芸館(西今町)で買い物か食事をした場合、1時間無料(通常300円)、3時間100円(同500円)、1日500円(同1000円)で利用できる。申込書の記入と保証金1000円(返却時に返金)が必要。
江戸時代の社寺建築や明治・大正期の洋風建築が残された城西地区は一昨年、国の重伝建に選定。観光客が増加する中、東西を貫く出雲街道が一方通行で、わき道も細く入り組んでいるため乗用車での巡りにくさが課題に浮上し、小回りの利く自転車に乗り換えてもらう提案として市地域おこし協力隊員・岡誠さん(40)=岡山市出身=が企画し、運営も担うことになった。
「城西には魅力あるスポットが多く、徒歩では回りきれないが、自転車なら半日もあればかなり楽しめる。専用のマップも作製中で、広くPRして利用を促進したい」と話している。
問い合わせは、岡さ
城西まちづくり協議会 津山城下町 レンタサイクル導入
- 2022年7月28日
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