城西地区の若手僧侶でつくる「城西若僧会」(髙須悠嵩会長)は8日、西寺町の愛染寺で「釈尊降誕会」を開き、お釈迦様の誕生を祝うとともに、新型コロナウイルスの撲滅を祈願した。
昨年に続いて2回目。本源寺、宗永寺、大圓寺、長安寺、妙勝寺、愛染寺の住職や副住職6人が本堂に集まり、法要を行った。お釈迦様の軸が掛けられる中、宗派ごとの経を唱えた後、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(観音経)を唱和し、一人ずつ焼香した。
?須会長(宗永寺)は「目に見えないウイルスに対し、宗旨の違う私たちにできることは祈ること。これからも力を合わせて活動していきたい」と話していた。
同会は、国重要伝統的建造物群保存地区の城西地区の歴史や魅力を紹介するまち歩きツアー「先達といくおかげめぐり」などを行っている。今年のツアーは12日から始まる。
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法要を行う「城西若僧会」の僧侶たち