自由研究を手助けする「夏休みの自然教室」(美作教育会館主催)が22日、大手町の同会館で開かれた。美作地区の小中学生が現役教師らから植物、昆虫、岩石の名前調べや標本作りのアドバイスを受けた。
7月に奈義や鏡野町で開かれた1回目の続きで、各自がさまざまな場所で採集した虫や草、石などを持参した。
このうち、鏡野町を流れる香々美川の河川敷などで採集した岩石のかけらを持ってきた加茂小4年・濱田真史君(10)は、高倉小学校の福田真嗣教諭から「砂岩」「玄武岩」「花崗岩(かこうがん)」といった種類の見分け方について説明を受けた。標本づくりについては、「石の名前、採集した場所と日付を書いた紙を石のそばに置いておく。お土産でもらった石と分けて保管すると、後で確認する時に役立つ」などと教わった。
濱田君は「前もって自分で石の種類を調べていたが、一つひとつの石を見分けるのは難しい。まだまだ知らない種類の石があるので勉強していきたい」と話した。
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教員からアドバイスを受ける児童たち
夏休みの自然教室
- 2021年8月23日
- 教育・保育・学校