徳守神社は17日、神社の年間行事に積極的に参加し、活性化に大きく貢献したとして、美作高校に感謝状を贈った。
10年ほど前から若者に地元の祭りに興味を持ってもらうとともに、新しい感性を取り入れようと同校に協力を依頼。コロナ禍を乗り越え昨年度から本格的に活動を再開。催事ごとにボランティアを募り、本年度は部活動単位や個人で延べ約300人が、夏越祭(7月)、秋の大祭(10月)、節分祭(2月)に参加し、竹灯籠制作や飾りつけ、書道パフォーマンス、なぎなたの演武、プロジェクションマッピングなど、多彩な演出で盛り上げた。
この日は同校(岡山県津山市)で贈呈式があり、同神社の牧宗司宮司が「祭りの改革をと呼びかけたところ快く引き受けていただいた。若者らしい発想で盛大に開催できた」と述べ、早瀬直紀校長に感謝状を贈呈。早瀬校長は「子どもたちがしっかりと地元にかかわるよい機会となった。今後もさらなる生徒たちの地元愛醸成に向け、地域の皆さんとともに歩みを進めたい」とあいさつした。
