徳守神社の「徳守大祭」に合わせて中島病院主催の「御神幸祭ライトアップ」が27日夕方、岡山県津山市田町の中筋から同病院前までの通りで行われ、黄金の大みこしが練り歩く道を行灯(あんどん)のほのかな明かりが照らした。
徳守神社、田町町内会、津山高校43期が協力して実施。だんじりが巡行を終えて辺りが暗くなると、沿道に置かれた行灯に明かりがともり、降り出した雨も手伝って通りは幻想的な雰囲気に。午後6時半ごろには西松原御旅所や西小学校、アルネ津山などを巡ってきた大みこしが田町に入り、「わっしょい、わっしょい」という担ぎ手の勇ましい掛け声とともに明かりのともる道を威勢よく通った。
中島病院旧本館の城西浪漫館も青い光に照らされ、その横を元気よく子どもたちが担いだみこしが進む姿も見られ、まつりの夜ならでは風情を醸し出していた。このほか同病院前でも大みこしがライトアップされ、暗闇の中で金色に輝く大みこしも見られた。
関連記事