喬松小学校の児童が大井西地域の住民と協力して飾り付けたイルミネーションの点灯が11日、岡山県津山市中北上の少林寺で始まった。色とりどりの明かりが夜の境内を幻想的に彩り、訪れた人を楽しませている。15日まで。
石段には鮮やかなLEDライト約1万1000球と花をモチーフにした赤いランプ約150個が並べられ、境内まで続く道を照らしている。
境内や本堂には全児童(34人)の個性豊かなイラストや書が描かれた竹灯籠をはじめ、切り絵のランタン、和傘アートなど多彩な明かりが彩っている。本堂では地元の同好会メンバーが制作したクレイアート、外壁にはプロジェクションアートが投影されている。
子どもたちの展示を見に毎年訪れている坪井上の長谷川弥咲さん(34)は「毎年来ているが昨年よりもバージョンアップしていてとてもきれい。息子たちの成長も感じました」と笑顔で話していた。
同寺の清涼晃輝住職(46)は「光を見て少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話している。点灯時間は午後6~9時。
イルミネーションは、町の活性化を目的に小学生と地元有志が2020年から始めた。
