夜空焦がす夏の風物詩 60年を迎えた「かもの夏まつり」 楽しい一日に/岡山・津山市

経済・産業 加茂町の夜空を焦がした花火=岡山県津山市で
加茂町の夜空を焦がした花火=岡山県津山市で
         

 今年で60年を迎えた「かもの夏まつり」(同実行委主催)が14日、岡山県津山市の加茂中学校グラウンドで開かれ、地元や近隣地域の住民らが迫力ある花火をはじめ、多彩なイベントを楽しみながら夏の風物詩を満喫した。

 会場には地元企業やボランティアらによる屋台が並び、舞台では地域の女性や学生らがダンス、バンド演奏などを披露。射的といった縁日でおなじみのゲームブースやバルーンアートショーもあり、大勢の家族連れらでにぎわった。

来場者を楽しませたバルーンアート
来場者を楽しませたバルーンアート

 花火の打ち上げ前には旅行券や家電、ゲーム機器などの豪華景品があたる抽選会を開催。見事当たった人たちは喜びながら賞品を受け取っていた。午後9時50分には約1000発の花火が打ち上がり、山間に大きな音を響かせて夜空を焦がし、フィナーレを飾った。

 加茂小4年・田村由羽君(9)は「来るのが初めてで、とてもわくわくしていた。学校の友だちと遊んで、おいしいごはんを食べて、きれいな花火を見て楽しい一日だった。抽選券は買えなかったけど次はぜひ参加したい」と話していた。

射的で遊ぶ子どもら
射的で遊ぶ子どもら


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