岡山県勝田郡奈義町高円の菩提寺で22日、国天然記念物・大イチョウのライトアップが始まり、暗闇に浮かぶ荘厳な巨樹の姿が見物客を魅了している。
推定樹齢900年、樹高約40メートル。浄土宗の開祖・法然上人が挿した杖が芽吹いたと伝わる。町観光協会によると今年の色づきは例年より遅く、全体が黄色に染まる本格的な見ごろは来週末からという。訪れた人たちは幻想的に輝く大イチョウを見上げ、写真に収めるなどしている。ライトアップは25日までの午後5~8時。