大崎地域内の隣り合う町内(金井、那岐の里団地)で、60代の父と40代の息子による親子の町内会長が誕生した。一支部から父子で町内会長になるのは珍しく、2人は「地域のために精いっぱい貢献したい」と決意を新たにしている。
息子の小林和彦さん(42)=希望高等学園津山校責任者=は2017年ごろに那岐の里団地町内会長に就任。父の小林範久さん(68)=農業=は4月に金井町内会長に選出され、初の大役を担う。
「これからも地域に貢献し、大崎地域を盛り上げたい」と和彦さん。勤務先の同学園(大手町)の生徒たちが地域に関わる行事を継続したいという。範久さんも「地域への恩返しができればと思い、会長を引き受けた。息子のほうが “先輩” なので指導を受けながらも、息子以上に貢献する気で務めたい」と話している。
清原三郎連合町内会長(大崎支部長)は「地域にとっても心強く頼もしい存在。2人ともしっかりとした心の持ち主なので、地域づくりなどさまざまな活動で精いっぱい頑張ってもらいたい」と期待を込めた。
p
隣り合う金井、那岐の里団地の町内会長になった小林さん親子と、清原連合町内会長(中央)