真庭市余野下の大津神社付近の目木川で31日、氏子らが水ごりをし、冷たい清流で身を清めて新年を迎えた。
この日の夜の気温はマイナス1度。雪がちらつく中、頭に鉢巻きを巻いた13歳から66歳までの男性10人が禰宜(ねぎ)の笹井昭昌さん(50)と一緒に河原から川へ入り、澄んだ水中に身を沈めた。水の冷たさに耐えながら合掌して祈る氏子を写真に収めたりしながら約50人の参拝客らが見守っていた。
親子で水ごりに参加した農家の中野和彦さん(38)=余野上=は「家内安全や商売繁盛などを願った。昨年はコロナ禍の影響で、自分たちの仕事も経済的なダメージを受けた。早く収束して景気が回復すれば」。息子の空君(13)は「風が強かったためか、昨年よりも冷たく感じたけど、耐えた。今年1年も悪いことが起こらないようにと願っている」と話した。
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雪が降る中、身を清める氏子たち
大津神社付近目木川 水ごり
- 2022年1月4日
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