来年の巳(み)年にちなみ、美作国二宮・高野神社(岡山県津山市二宮)が、同神社の大蛇伝説をモチーフにした限定御朱印を作った。元日から授与する。
神社そばの宇那提森(うなでがもり)には昔、大蛇がすんでおり、人畜に被害をもたらし、神社の扁額をなめ回したと伝わる。近くの美和山古墳群には、退治された大蛇を埋葬したという蛇塚がある。
御朱印は2種類。市内の画家・八木泉さんが描いた絵と、神社拝殿に奉納された十二支の絵を基にしたもの。樹齢800年と伝わる宇那提森のムクノキも描かれている。
河原仁司宮司(45)は「地域の大蛇伝説を知ってもらうとともに、みなさんにとって良い年になることを祈念したい」と話す。
元日の午前0時から授与。初穂料1枚500円。
問い合わせは、同神社(TEL:0868-28-1978)。