大リーガー・大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブが、3学期が始まった9日、岡山県美作市内の小学校でもお披露目された。勝央町のスポーツショップムサシから野球ボールの贈呈もあり、児童たちは感触を確かめながらキャッチボールを楽しんだ。
「野球しようぜ」というメッセージとともに各校に3個ずつ(右利き用2個、左利き用1個)届き、大谷選手のサインが印字されている。
このうち江見小学校=美作市江見=では贈呈セレモニーがあり、代表児童2人が教員からグローブ、スポーツショップムサシからボールを受け取った。このあと6年生3人がキャッチボールを披露した。
児童たちは「大谷選手のパワーを感じた」「大谷選手ありがとう!」と感激した様子で話していた。
同校では、休み時間に児童がキャッチボールに使うことができるようにする予定で「大谷選手の思いに感謝するとともに、夢に向かって努力する力にしてほしい」としている。
またスポーツショップムサシは同市のほか、津山市など美作地域の小学校(7市町村)に野球ボールを贈る。