岡山県津山市久米川南の農業・大﨏毅さん(73)宅にある水槽が久米川に生息する生き物たちの〝水族館〟として話題を呼んでいる。
大﨏さんは約50年にわたりアユ漁に親しんできた川のベテラン。最近になり、カワウの食害などで魚たちの種類や量が減っていることから、孫たちに生態系を教えたいと、昨年7月から水槽で久米川の生き物を飼い始めた。
高さ1.1メートル、幅1.2メートル、奥行き1メートルの水槽にいるのは、県絶滅危惧Ⅱ類のオヤニラミをはじめ、オイカワ、カワムツ、ドンコなど10種類約50匹。水温を調整し、魚たちのすみよい環境をつくっている。
「川の中にはたくさんの生き物がいると分かった」と孫の理子さん(8)いとこの寬太君(9)は「見たことない魚がたくさんいて勉強になる」と話した。
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話題を呼んでいる大﨏さん宅の「水族館」
大﨏さん宅の水槽が話題/岡山・津山市
- 2020年5月25日
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