鏡野町奥津川西の奥津温泉花美人の里「花温泉」の入湯者数が21日、200万人を突破した。日帰り入浴施設として1998年12月にオープンして以来24年が経った。
200人目となったのは、勝央町勝間田の柔道整復師・山本勝彦さん(64)と妻の裕子さん(62)。「一度花美人の里に訪れたことはあるが、温泉に入るのは初めて。思いがけない出来事で驚いている」と喜んでいた。
記念品として同館の小坂田浩嗣代表取締役社長と山崎親男鏡野町長から奥津産アルストロメリアの花束や、人形峠(同町上齋原)産ウランを使った「妖精の森ガラス」の一輪挿しなどが贈られた。
同施設は昨年4月に改修工事を終えてリニューアルオープン。細かい気泡を発生させる「シルク風呂」を新しく設置した。
コロナ禍の影響で利用客が減少傾向にあったが、12月ごろには多くのスキーヤーが訪れるなど現在は客足が戻りつつあるという。山崎町長は「アフターコロナを見据え、外国人旅行者や国内の観光客のみなさんに奥津温泉ならではの■おもてなし■を楽しんでもらえるようにしていきたい」と話した。
奥津温泉 入湯者 贈り記念品