岡山県津山市にある高野神社の秋祭りでは、だんじり8台が威勢よくまちを練り歩いた。
午前10時、コロナ前から新しくなったウエストランド=岡山県津山市=の駐車場に4年ぶりにだんじりが勢ぞろい。子供龍神太鼓の勇壮な演奏に続き、東へ向けて出発した。「ソーヤレ」と子どもたちの元気な声が響いた。
境内では神事が執り行われ、地元の小学6年生8人による浦安の舞と、獅子舞を奉納。続いて宇那堤森(うなでがもり)の御旅所まで「傘鉾(かさほこ)の御神幸」が行われた。
小林幹夫総代長(84)は「コロナは終息したわけではないので議論もあったが、子どもから大人まで楽しめる伝統の秋祭りができて大変うれしい。皆さんの協力あってのたまもの」と話していた。